99/10/20

99/10/20
今日もまず子犬たちです。チョコラブの回ってツケです。ムダな動きが多く、遊んでくれるものと勘違いさせてしまいます。リードを離すときは、脚側に付いて待たせた時、そのまま左手で、すっと落とします。姿勢はあまりかがまないように。脚側のツケの位置が悪いときは、チョークでチェックします。フラフラと遊ぶようであれば「ここでしょ」という気持ちで、チョークを入れ脚側に引き寄せます。もう一頭引きましたが、訓練の入り方が全然違います。犬の性格によるのか、入れ方の技術のレベルの違いなのか。

次は2ヶ月のチビラブです。マテですが、手に力と思いを込めて。威圧感で待たせます。あまり叩くと、打たれ強い子になってしまいます。

次は、黒ラブの「スワレ・フセ」です。最初から一歩前に出てはいけません。右股を叩くだけで、座らせなくてはいけません。フセは、犬の正面でまっすぐ伏せさせます。右手に力を込めて、威圧感を出します。それで伏せない時には、右手で伏せの指符を出しながら、チェーンを押さえます。

2時間目は未成犬です。まずゴールデンです。リード付きは全然問題ないのですが、はずしたとたんにフラフラと遊びに行きます。切り替えよう、なめられてはいけない、と手を入れますが、フラフラします。中村先生のアドバイスで、手を落として、優しくしてあげたところ、パッと切り替わり、みごとに引くことができました。うーん、何がどうなったのか、よくわかりませんでした。

次はサラ(?)でした。サラはとても怖がりでした。なるべく手を落として引きました。特に問題はありませんでしが、やはり付く時に、右で止まってしまいます。右へ気持ちを入れすぎてしまうのでしょうか。目で止めてしまっているのでしょうか?

次はピーちゃん(ピキちゃん?)です。これもリード付きは問題なし。はずしてからフラフラしたので、足を入れて切り替えたら、その後は良くなりましたが、やはり右側で付けずに止まってしまいます。変なパワーが出ているのでしょうか?右側で止まる前に「ツケ」の指示を出します。いいタイミングで入ると、止まらなくなりました。変な誤解を与えてしまっていたようです。余計な力が出てしまっているようです。自然体で!

終了してからの浦野先生のコメントは「もうみなさんに教えることは、なくなりました」とのことです。あとは自分で悩んで掴んでいくしかないようです。

現在の課題は

・リードをはずしてフラフラした時に、どう対処するか
・怖くてツキが悪くなった場合はどうするか

の2点です。全体の目標としては、動きが不自然にならないように、自然体で。力を抜くこと。力を抜くには、あらかじめ頭の中に、対処のしかたをプログラムしておくことです。犬がこうしたら、こう対処しよう、という作戦が身についていれば、余裕が出て、犬にスキを見せることにもならないはずです。

●平常心で
●常に対処のしかたを頭に(引く前にイメージでシミュレーショ ンをしておく)
●身体に力を入れすぎない(入れたときと入れないときの差が出 せるように)
●ムダな動きをしない
●目で犬を止めない
●優しさの中に厳しさを
●チェックは一発目で